子供は良く体力もあり、スポンジの様に吸収すると言います。
それは間違っていなく、真剣に向き合う子供は伸びていきます。
その前に私の成長過程を
私は20歳ぐらいにカポエイラを始めました。
まだ若かったのでそれなりに吸収したと思っています。更に良かったのが、カポエイラが楽しくて仕方がない状態にあったという事です。
それにより練習が苦ではなく学びが喜びだったのでしょう。
当時はメキシコ在住で他に何かをする選択肢が無かったというのもあります。
アルバイトをし、その合間にビリンバウ(カポエイラの楽器)を弾いたり、遠くから他の団体のカポエイリスタが来ると楽器を隠したりして。
今の選択肢の多い時代とは違うスタンスでした。
その後、ブラジルにカポエイラ修行に行くのですが、本国でも基本はカポエイラ漬けです。
帰国後の社会を考えもせず、振り幅100%カポエイラでした。無鉄砲な行動ですね。
この時のブラジル生活体験が今の自分を作り、基礎となっているのは間違いないと思っています。
しかし、それも今は昔、当時よりも練習の回数も減り、加齢による身体的な衰えも感じます。
だからと言い成長はしないという訳ではありません。
寧ろ帰国後の日本を拠点に生活してから更に成長したと思っています。
何故なら、学んできた事をゆっくりアウトプットする事ができたからです。
生徒と共に成長する
帰国後指導を続けていますが、指導を続けて上級者も育ってくれました。
彼らは長期間海外で修行した訳ではなく、日本で純粋なる僕の生徒です。
それでも今は僕がやられてしまう事もありますし、逆に学ぶ事もあります。
彼らがどの様に成長したかは単純です。
できることからコツコツと練習を続けた結果です。
何事もコツコツ以外上達はありません。
私の生徒は社会人が多く、仕事や家庭の事で毎回来れない人も沢山います。
それも理解できます、しかし、彼らはカポエイラが好きで時間があれば必ず練習に来ています。
社会人は時間がありません。コツコツのスピードは遅くても体を動かす事により、成長はします。
年齢も身体能力も関係なく、細々続けられた者のみが真の楽しみが理解できます。
正しい成長曲線

この曲線を見てください。
赤が伸びています。
私達はこの赤を重視しています
では、この赤線はなにかというと?
こちらのブログから引用させて頂きました。一読されて下さい。
読んで頂けたらわかると思いますが、指導者の元でコツコツ学ぶ事が大事という事です。